TOP PAGEトーナメント参戦記第11回九州キス釣り王座決定戦
■■■Jellyさんと拙者のトーナメントドキュメンタリー■■■
Jellyさんのトーナメントドキュメンタリー
(FMA所属)


新松原海岸へ:腹が減っては戦ができぬ

昨夜は最終便で東京から戻ったため結局眠れず。しかし何も食べてないのでおなかは猛烈に減っていた。むらさきさんと一緒に、國の運転する車で国道3号線を走る。途中立ち寄ったファミマでおでんを注文、ダイコン・厚揚げ・コンニャク・てんぷら・昆布を注文、國とムシャムシャ食べているとむらさきさんが爆笑した。

「早朝からおでんすか?國さんもjellyさんも凄いねえ!」

笑われながらも全て辛子をつけて平らげる、昨日までの低気圧の影響か風が残り、肌寒い。東郷で国道からはずれ、車は一路岡垣町、新松原海岸へ。朝6時、空も明るくなってきた。海岸入り口のでこぼこ道を抜けると、すでに大勢の人と車。対岸にはかなりのサーファーも見える。

やはり!海はかなりうねりが残る。おにぎりをパクつきながら仕掛けを考える・・・また食ってやがる!むらさきさんが苦笑しているのが横顔からわかる。國は?やはりおにぎりを食べながら竿を撫でている。FMAは朝から良く食べる。
あまりゴミはないようなのでゴミ対策用道糸、ダイワで販売しているHYDROFINEはやめた。やはり飛距離も左右するだろう・・・前回拙者さんから買った安い06号の新素材糸を巻いたスプールをセットする。値段のせいか編みが粗く、しかし其の分パリッとした仕上がりで悪くない。リールはダイワのサーフベーシア45U、これはとにかく巻き上げパワーにつきる。Z45Uのような繊細さはないが、パワーがあるので早く浮かせたり、遠投のときには楽なリールだ。

竿は同じくダイワのコンペティションU31号。これは國の薦めで購入したものだが本当にいい竿だ。適度な繊細さと意外なパワー!まだまだこの竿をほとんど曲げることが出来ないでいる。しかし31号という微妙な竿だけあって魚信も割りとよくわかる。これまでの大会での愛用竿はシマノのスピンパワーSCCXだったが、このコンペ31号を購入していらいプライベートも試合もこれを使うことが増えた。なかなか深みのある、ポテンシャルの高そうな竿だ。錘は流れがあるかもしれないからとりあえずデルナー30号。仕掛けは海辺で直前の勘に頼る。

1回戦:やはり食いは渋く群れは少ない

くじびきがあり、1回戦はブロックD、全部でIまでブロックがあるから真中くらいのエリアか。うねりと川のにごりを考えると、なるべく北九州側の方が釣れそうだが、まあまあか。移動してじゃんけん。エリア内はまあ、どこを選んでいいのかわからない。ブロックは5人、ジェントルな感じの皆さんだ。トーナメントはこうではなくては!

しかし、海である・・・・かなりうねりがきつい。こんな遠浅な海で波がうねる時に釣った経験がないので作戦の立てようが無い。とりあえず競技キス5号のモトスが1.2と細めの仕掛けをチョイスする。ガン玉を打つかどうかはまあ様子を見るとして、仕掛けは流されにくい細めを使うことにした。とりあえず6色。かなり流れもきつい。縦のうねりと横の流れ、これは難しい釣りになるだろう。

一投げ目で1匹かけた人がチラリホラリと・・・2投げ目で10gピンが1匹きた、どこで釣れたかは不明である。朝一のゴールデンタイムを逃してしまったが、まああまり釣れなさそうなので気にしない。しばらく遠投していたがピン1でその後は続かず、30分経過。右隣に移動する。この大会は30分交代2時間半でエリアを平等に回るシステムである。公平でいいルールだ。

4色付近で波が大きく立ち、3色付近まで暴れて流れ出す。このあたりに大きなかけ上がりがありそうだ。この渋さでは波裏で遊ぶキスと、たまーに回遊してくる良型、この両方を狙う必要がありそうだが、良型が流れてくるエリアはどうも遠そうだ。最初の一投げあたりで少しいい型を釣っていた人がいたが、近所ではその後あまり続いていない。自分は最初の30分は遠投中心でピン1匹、ということはそろそろ遊びピンをかき集めないことには、良型が拾えない場合苦しくなる。

5色投げて近めを探り始める。4色からガンガンあたりがあるが、河豚・河豚・河豚のオンパレード!仕掛けは毎投とっかえひっかえ、針がないやらグチャグチャやら!しょうがなく太目のごつい仕掛けに変えるが、流れに押されやすく釣り難い・・・そんなこんなで2箇所目が終了、計ピン2匹とやばい状態に!

3箇所目に移動し、しばし良型の理想を忘れて2色付近の浅瀬でピンを丹念に拾う。河豚交じりで1匹か2匹ピンが付くという感じで5匹追加。計7匹・・・2色も河豚だけになったので遠投に切り替え!5色半あたりでやや大きめの30gクラスが混じった所で3箇所目が終了。しかし遠投でいい型が混じる可能性が見えた。しかしそううまくは続かず、4箇所目ではふたたび当たりの無い遠投を諦め、ピンを拾う忍耐の釣りが続く。

遠投、近場と釣れなくなり、やむなく激河豚ゾーンの3色付近も探る。しかし相変わらず河豚は活発なものの、時折ピンが混じる。止めると河豚のみになるので3色に1,2ヶ所あるHITポイントを乱暴に引いて探る。上手くいくと1匹キスが混じる。そして計10匹とやっと二桁に乗せるもおそらく自重は100g弱くらいだろうか・・・

さあ、追い込まれた。試合はあと30分。河豚はいるものの確実なのは3色河豚交じり。あとはやはり遠投でなんとか一匹良型を・・・
6色〜5色を探り、魚信が無い時は3色にぶっこんで河豚に混じるキスを狙うことに。ほぼ毎回仕掛け変えるはめにはなるものの、毎投どちらかで魚がかかるようになる。そして待望の良型(といっても40g程度か)が入る。これでおそらく150g程度、通過ポイントのボーダーあたりか?・・・なんとはなくだがほぼ皆同じ2桁程度のピンを持っている感じがする。もう1匹と良型狙うがかなわず、ピン4匹追加して計15匹。微妙なラインだろう。

本部に戻り検量。やはりまんべんなく釣れていたゾーンで誰も僅差だが首位通過。ほっと一息つくが決勝まで行ったら仕掛け数が持つだろうか?などと獲らぬ狸の皮算用。まあ、考えてもしょうがない。少し腹が減ったが、雉打ちしたくなると困るので、今流行りの大豆バーを1本かじり麦茶を飲む。

聞いた話だと1色でも釣れていたらしい!しまった探ってなかった。ちょっと無駄をしてしまったか。
拙者さんをはじめ、拙者チームのメンバーはだいぶ2回戦に残ったようだ。相棒の國も元チャンプらしく余裕の通過。今年前半は北九州チームに惨敗が続いたので、いいリベンジが出来るかも知れない。福岡と北九州、なにかとライバルな100万都市同士。この二都物語はキス釣りでも同様なのだ。しかし私は生まれは北九州の小倉、育ちは福岡・・・なにごとにも中途半端である。

2回戦:相変わらず群れは少ない・・・

そして2回戦が始まる。この1回戦勝ち抜きから2名は厳しい勝負になりそうだ。エリアはB、一緒に車で来たむらさきさんと一緒である。二人で抜けれると最高だが・・・2回戦はおそらくピンをかける技術はみな紙一重、良型がはいるや否や、が勝負を分けるはずだ。
案の定、海はいよいよ渋くなっている。最初、遠投するもまったく生体反応がない。3投げ程度で遠くを諦め、河豚交じり3色ゾーン中心に攻める。少し河豚が減っており、めったに連ではこないもののピンがわりと高い確率で混じる。周りをみると3色くらいなげてより近場をさぐるか、遠くを探るかで、あまりこの3色ゾーンは攻めてないように感じる。河豚のイメージが強いからだろうか。

近場で釣れているキスよりも、中距離の3色あたりだと、ほんの少し3g分くらい型がいいのでは?という気がする。気のせいか?
一時魚信が止まったので、河豚もいないとキスも来ないと思い、ビーズ仕掛けを試してみる。キスR6号、青・桃・白の3色ビーズがつき、ハリスもイエローとピンクの蛍光の仕掛けである。その仕掛けでデッドスローに3色をさびくと、再び来るわ来るわのフグ三昧!それにつられてキスも復活してくる。

Bエリアも予想通り、ピンの持ち合い。しかも皆苦戦している感じだ。ラスト10分、その中では5匹持っているのは悪いほうではないようだ。ラスト一投げ、極小ピンを追加して計6匹。まあなんとかなるかな?と思っていたところ隣の方がラスト超遠投でかなりの良型をあげた!50gくらいあるんではないだろうか?これでいっきにわからなくなった。あの1匹で当選確実!ということは残り一枠・・・少しでもいい型が入った人がいればその人が通過か・・・と思っていたらむらさきさんほかもう一人の方も最後の良型を目の当たりにして撃沈ムード。良型持ちはいないのか?

2回戦の検量、75gでなんとか抜けた。しかし誰かに1匹でもまあまあの魚が入れば1発逆転だったわけで、どう転ぶかは半分運のような2回戦だった。このあと主催者より昼食の冷やし中華が提供!海で食べると飯の旨さは倍増する!

2回戦通過者8名、昨年の優勝者、それに敗者復活戦で勝ちあがった2名が加わり、11名で一発勝負、1時間の決勝戦だそうだ。残念ながら相棒の國が落ちた。うーん、最近成績安定の國もこの渋さにやられたのか。その國がいたDゾーンはどうやら2回戦最大の激戦区だったか?残ったのは北九州の雄、安部組長と拙者さん!手ごわい2人に囲まれていたようだ。しかし九州の強豪は本当に安定感がある人が多い。かならず上位に顔を出す。

決勝戦、最後は場所選びが肝心か・・・相変わらずウネリが残る海を睨みながら決勝の戦い方を想像する。しばらく時間があくから少しは魚も戻るだろうか・・・1投げ目が重要だな。2投げしてこなければ移動。あとは成り行き次第。疲れた足で再び浜辺を歩く。

決勝戦:ヒネの魚信は麻薬!

さあ肝心の場所選び、少し海辺から離れて歩く。一瞬潮が少し引いた際に少し形状がみえた。大きな変化のあるところと小さな変化があるところがなんとなくわかる。さすがに先に入った人は大きな変化の場所にはいり、すでにあきはなさそうだ。少し歩いて小さな変化の右手に入る。左手には拙者さん。これはもしここがいい場所ならどちらかがいい目を見るかもしれない。リップカレントの右サイドか左サイドかは運次第。ちょっとした形状の違いでかなり差が出ることが多い。

仕掛けはキススペ5号の8本をセレクト。おそらく最初の2投げが肝心。しかし遠投か近投げか迷う・・・プレッシャーからしばし開放された海、確かに良型も1投目がチャンスであることは確かだが、近場連を狙うなら1投げ目しかないのも確か・・・開始の合図、迷いながらアドレスにはいり、なんとなく近くに投げる。4色あたりに着水。糸ふけをとる。ん?流れが収まっている。河豚を警戒し、高速さびきで3色へ突入、小さな魚信が連発、状況を見たくて早めに回収。上出来4連、かなり小さいから30gくらいか!しかし好スタートである。皆が次を投げるて群れが散る前に、急ぎもう一投げ、同じポイントで今度は2連極ピン。2投げで6匹。これは小ギスの群れがはいったか?しかしそううまくはいかず、その後は続かない。やはり100gラインが勝負か。時間はあと45分、投げれてあと5投げ。目標二桁、願わくば1匹良型を!

周りを見ると近くに投げている人も1匹回収が多い。やはり群れは小さいというか、小さな群れはすでに離散し、単体の遊びキスを丹念に釣るしかないようだ。といことは遠投の方があわよくばの可能性があるので有利と遠投に切り替える。しかし5色あたりで魚信があるものの針がかりせず、ハリスが切られている。河豚も分散したようだ。これはやっかい。待つとやられる。6色くらいに投げて、早めに乱暴にさびきながら、小さなかけ上がりで少し止める。再度少し乱暴目さびいて河豚を避けながら小さなかけ上がりを探す。5gくらいの極ピンがメインになるもなんとか2回に1回は魚をつけるいいペースで2匹追加し、計8匹。

すると隣で拙者さんがいい型をあげた!あれが来るか来ないかだよなあ・・・やはりGOODポイントは左サイドだったのか?しかし羨ましい!なんとかあのサイズを釣りたい、というかあれが1匹入らないと勝つことは難しいだろう。
よし!ここでピン狙いはやめ。あとは怪しい6色あたりであわよくば良型待ちに切り替える。ラスト10分までは遠くで狙って、もし追加できなければ最後2投げ思い切り近場に切り替えよう。

遠投に切り替えて2投げ目で投擲失敗、思い切りライナーになってしまう。糸ふけとると丁度6色・・・近場狙いにするか?まあ少し待つか・・・1分ほどパタパタ釣りで粘る。すると、「グン」という魚信、良型の盛期のキス独特の力強い魚信だ!ああ!楽しい!ストレスのたまる小ギス釣りの中、久々の竿の手元まで来る手ごたえ!後ろで國が見てるので思わず振り返り、笑ってしまう。「良型はいったのバレたな!」と思った瞬間緊張が走る。

「とりこまないと笑われる!」ちょっと慎重にリーリング。遠くからまだ引っ張る力がある。これはいい型だ!バレないでください!ドキドキしながら取り込み。新松原の平らな波打ち際に力強い魚体が現れる!いきなり拍手の嵐!いやあ、嬉しいものです。この拍手だとそんなに良型はあがっていないのかもしれない。

のこり15分、あと2投げ!もう一匹いいの釣りたい!ヒネの魚信は釣り人を惑わせる。あの魚信をもう一度!ひょっとすると近場で小型を追加したほうがいいのかもしれないが、ヒネの魚信は麻薬だ!それに拙者さんもいいのを1本持っている。ほかにも当然いるだろう。良型2本はいらないと勝てないかもしれない。大会中はどんなに釣っていても不安になる。ましてやこの渋さ、誰に勝利の女神が微笑むかわからない。

もはや頭の中は妄想で一杯、手の中にはさっきの振動の余韻が残っている。しかし物事はそううまくいかない。それでも最後の1投げで小型を1匹追加する。これで目標の10匹。イリコのような極ピンが3匹いるものの、さっきの良型があるから120g程度はいくだろう。試合終了!数人におめでとうと声をかけられる。しかしなんと応えてよいのか?だって良型は1匹、何人かは釣れているだろう。

半信半疑で検量へ、丁度120g!どうやら勝ったらしい。優勝すると来年の開催地を決められるという。福岡には沢山美しい海岸があるが、駐車場を考えると・・・結局同じ新松原にした。

競技の進行、ケータリングなどなど・・大会を運営された皆様、本当にお疲れ様でした。様々な地区の選手と釣りを楽しめる、フレンドリーな素晴らしい大会でした。こういう大会があることで九州でも投げ釣りが盛んになってきたのですね。全体的には渋い釣果の中、2位はやはりというか強豪、北九州の安部組長、2g差という僅差で拙者さんが3位にはいる。福岡勢で北九を挟み打ちという格好になった。

投げキストーナメントのシーズンの最後を飾る王座決定戦。2007年のいい締めくくりになった。FMAの相棒の國は過去2連覇している。来年はその記録に挑戦だ。今年はあと1回くらい海にいけるだろうか・・・一度九州の落ちキスの連打を味わいたいな。
「また来年、新松原で!」さようならの挨拶を交わして選手たちはそれぞれ帰ってゆく。また来年この海で、素晴らしい魚たちと仲間たち楽しく遊べますように!
拙者のトーナメントドキュメンタリー

昨年11月の同大会は、長崎県千々石海岸で開催。拙者は初の決勝進出で惜しくも4位。今年こ
そは3位以内に入るぞーと宣言して、気合い十分。前々日の金曜日には気功療法に通い。体中に気を注入。なんでも大変有名な先生らしく、その先生が気を入れた普通の水(拙者がコンビニで買ったペットボトルの水です。)をスプーン1杯入れるだけで、水道水が美味しい水に変化。ご飯を炊くときにスプーン1杯入れると、あら不思議。いつもより美味しいご飯に変身。その水を小さなボトルに入れて車の中に入れておくと、不思議と事故に合わないとか。ほんとにー?ココまでくると???アンビリーバブル、理解できない摩訶不思議な世界です。

その摩訶不思議な気が効き出すのは気を注入してから数日後と言う事なので、大会当日はまさしく気合い十分。おまけに会場に付く前のコンビニで普段ほとんど飲まない、ユンケルまで飲んで体調もバッチリ。何だか勝てそうな気がしてきた。いつもは受付開始後にしか会場に到着しないのに、この日は開始前に到着。やっぱ、何だか気合いが違う感じ。

「おはようございます。拙者の投げ釣り卓上カレンダーを受付で販売して良いですか?」って、おいおい、大会の前に商売をやってしまうとは。我ながら超余裕。そんな拙者に同情して、カレンダーを買って頂き、ありがとうございました。Jellyさんも買って頂き、きっとその時、拙者の気がJellyさんに伝わったのでしょうね。Jellyさん、優勝おめでとうございます。

今大会、チーム拙者の投げ釣りからのエントリーは國さん、Jellyさん、むらさきさん、昌坊さん、wataさん、星ちゃん、拙者の7人。ABE組からはABE組長、おかあちゃん、rin.さん、CIMAさん、I野さん、すえにぃ〜、西やん、青○さん、キス狂さん、それに鳥取からの強力な助っ人「はったんさん」の10人。2週間前の「第2回組対抗ウキウキ超ビッチ潮吹杯キス」でABE組に惨敗したので、今大会は意地でも勝つぞーの雪辱戦。

まずは1回戦の対戦組み合わせ。拙者は、昨年8位のSさん、今年絶好調のABE組CIMAさん、ボンカレイさんと同じG組。5人一組で2人勝ち抜けルール。約100mのエリヤ内で2時間半の競技時間。30分毎のローテーション。ジャンケンで最初の位置を決定。拙者の右側がCIMAさん、左側がSさん。

今日のロッドはサンダウナーCPU31-405。リールはZ45U。PE0.6号。この日の為に作った拙者のこだわりスリム【ロング】スペシャル天秤0.8mm。通常のスリム天秤よりもさらに5cm長く10本鈎以上でも仕掛けが絡みにくく、0.8mmなので食い込みが良いのが特長です。この天秤は近々販売予定です。仕掛けはモトスに東レトヨフロンpremium 船ハリス2号、鈎はササメのアスリートキス50本結びチモト玉あり(夜光塗り)の既製仕掛け(ハリスはホンテロン0.8号)今年はこの組み合わせが基本。予備にササメアスリートキス50本連結金ビーズ仕様も用意。オモリはデルナーウッド30号をセットした。

1投目は7本鈎で様子見。波が高いけどきっと近場にキスは居ると予想を付けて、5色からさびいた。3色で微妙なあたり。ピンギス2匹ゲット。鈎数を3本増やして。4色からさびいた。今度は2色位でさっきよりも良型ゲット。その後は全体的に渋く。素鈎がほとんど。フグも多くなった。CIMAさんも拙者と同じくらい釣っているようだ。
「CIMAさん、どんな」と拙者。
「先日の下見の時は良かったけど、今日はダメやね。」とCIMAさん。

1回戦は2時間半。2度のローテーションの後、残り1時間半。キスの居場所をまだ絞れないでいた。思い切ってチョイ投げに切り替え、2色以内を丁寧にサビいた。これが大正解。フグはいないし、キスは確実に1匹付いてきた。最後までこの作戦を通して。1回戦終了。たぶん1回戦突破したはず。何故か結構強気。検量の列に並んだら、CIMAさんが気にして、拙者の釣果をのぞき込んだ。
「だめだー、負けたー」とCIMAさん。CIMAさんの釣果を見ると、拙者の方が若干多そう。検量結果は、1位突破Sさん182g、2位突破は拙者176g、CIMAさんは154gで敗退。CIMAさんの息子(5歳位?)に「お父ちゃんを負かしたのはお前か〜」という目で睨まれてしまった。この後大泣きしたそう。

チーム拙者の投げ釣りから2回戦進出者は國さん、Jellyさん、むらさきさん、星ちゃん、拙者の5人。むらさきさんは強豪(I野さん、○関さん、kisuchikuさん、海風さん)揃いのE組から突破したので、興奮気味。ABE組からはABE組長、rin.さん、西やん、キス狂さん、はったんさんの5人。5分の勝負。居酒屋組から唯一参加のkisuchikuさんも2回戦進出した。

2回戦の組み合わせで、國さんと拙者とABE組長が同じD組。2回戦スタート。5人一組で2人勝ち抜けルール。2時間の競技時間。先ほどより波が小さくなった。一番東から2番目に拙者が入り、3番目にABE組長。5番目は國さん。仕掛けは1回戦と全く同じで最初から10本鈎で行った。もちろん、2色以内に的を絞り、先日ひょんな事からあみ出した「近投速攻手返し投法」を駆使して誰よりも長い時間仕掛けを海の中に入れる戦法。「近投速攻手返し投法」は企業秘密です。この投法を見たら「なるほどね〜」と納得するかもねー。

1投目から連続でキスゲット。ピンギスも混じるが確実に1匹は付いてくる。何故か隣のABE組長はイマイチ。30分経過して、場所ローテーション。右へ20m程移動した。ここでも同じように連続でキスゲット。イー感じ。このペースで行くと決勝間違いなし。

ところが、次のローテーションで一番左端(最初に國さんがいた場所)に移動中に、國さんが、
「拙者さん、向こうは釣れてたみたいだけど、こっちは釣れないよ〜。」って、何それ。
1投してみて、驚いた。全く反応無し。遠くに投げても一緒。30分間あっという間に過ぎて、アタリはゼロ。残り30分。最後のローテーション。ABE組長が左端にやってきた。
「ABE組長、キスおらんよ。向こうと全然違う。」と拙者。
ABE組長が焦りはじめた。このまま終わると、明らかにABE組長は拙者よりも釣果少なく、ヤバイ感じ。ABE組長は近投遠投と幅広く探っている。拙者は、さっきと変わらず近投に徹した。

残り10分くらいの時、ABE組長が不審な動き。なんかコソコソしている。もしや・・・・。
何とこの時、良型2匹ゲットしていたとは・・・・。そのまま試合終了。國さんその後どうしたかなーと気になった。検量の結果はABE組長126gで1位通過、拙者は83gで2位通過。良型2匹の差は予想以上に大きかった。國さんは後半追い上げたけれど惜しくも66gで3位。最初のジャンケン場所取りが運命の分かれ道だったみたい。

さーて、目標3位以内に近づいてきたよー。決勝戦はチーム拙者の投げ釣りからJellyさん、星ちゃん、二人とも初参加で決勝進出!すげー。それに拙者の3人。ABE組からはABE組長、はったんさん、敗者復活からはい上がったすえにぃ〜の3人。鳥取から助っ人を呼んだ甲斐がありましたねー。これで決勝が俄然面白くなってきましたよ〜。

盛り上がってるところで、しばし休憩。恒例の春燕さんランチタイム。今回は何と特製冷やし中華(^^)/ おしゃれー。でもカレーや鍋物と違い、作るのがとっても大変そう。特製冷やし中華は春燕さんの人気メニューの一つらしい。旨いです。食べ終わって、作戦タイム。
「拙者さん、決勝も近投狙い?」と星ちゃん。
「そーやねー。まだ決めてない。釣り場で決めるよ。」と拙者。
決勝は1時間しかないので、的を絞るのが一番かな。やっぱ、近投かな〜。
「拙者さん、いー物あげようか、本虫。良型一発狙いに良いかもよー。」と、むらさきさん。
確かに、試してみる価値はありそう。少し分けてもらう。

決勝戦開始。11人が約200mのエリヤ内で自由に移動するルール。最初にどこに入るかはジャンケンで決めた。拙者が選んだ場所は何となく海の状況がよさそうなポイント。Jellyさんが、先にクーラーを置いたので、その左隣に陣取った。拙者の左隣はABE組のすえにぃ〜。I野さんのお兄さんです。後ろにはABE組I野さん、rin.さんが応援。ついでに拙者にはヤジ飛ばし。拙者の後ろには、昌坊さん、wataさんが応援。Jellyさんの後ろには國さん、むらさきさんが応援。

むらさきさんにもらった、本虫を鈎に付けた。最初の一発勝負に賭けてみた。吉と出るかは、運次第。「1分前!」と拙者の後ろにいた、井上会長。
拙者は、竿立てから、ロッドを手に取り、投げる用意。
「10、9,8,7・・・・・3,2,1」と井上会長の声。
「ピュー」と決勝戦のロケット花火が上がり、試合開始。

拙者は10本鈎仕掛けを軽く投げた。4色位の所に着水。狙いは1色以内。周りに覚られないように、1色まで巻き取り、オモリを着底させた。全く反応無し。おかしいな。もしかして「呪い」がかかってる??隣のJellyさんが4連掛けした。なんてこった。大きく出遅れた。むらさきさんにもらった「呪い本虫」に見切りを付けて、仕掛けを交換し、今まで使っていた岩デコに戻した。これで1投半ロスした。

2投目はキス2匹とフグ1匹。後ろの方で拍手が起こった。先端の鈎が無い。フグにやられたかー。そこで、その先に鈎を3本追加。これで12本鈎。3投目は微妙なアタリ。キスか?と思ったら、何とカニ。何じゃそりゃ。4投目もいーアタリ。デカいフグだった。5投目も微妙なアタリ、今度こそキス。1匹追加。6投目もいーアタリ。デカいぞーと思ったら赤エイの子供。素鈎は無いけど、疲れる釣り。

7投目、今度こそ、良型のキスのアタリ。これでJellyさんを逆転できるかも。と思っていたら、何だか妙な感じ。微妙に左に持って行かれる。もしかして・・・・。すえにぃ〜さんの方を見ると、こっちをちら見。やっぱり、間違いない。やべー。キスが付いてるのに。お願い。外れないで。拙者の道糸0.5色位のところにすえにぃ〜さんの仕掛けが引っかかっている。直ぐに外してもらって、巻き取り開始。よかった。キスはしっかり付いていた。波口から姿を出したのは良型キス。これでJellyさんを逆転かな。後ろで大きな拍手。
「ど〜も、ど〜も」

I野さんが、拙者の仕掛けと天秤を見に近くに来た。
「デルナーウッドシンカー、売り切れじゃなかったの。」とI野さん。
「すみません、これ最後の1個です。」と拙者。
「なんや、それ、ずるいなー。」とI野さん。

残り約20分。2匹目の良型を狙うものの、次に来たのはピンギス1匹。これを境に、アタリが無くなってしまった。おまけに波口で仕掛けが暴れて、仕掛け絡み。この程度の絡みならばほどいた方が早そう。と決め。ほどきにかかると、後ろから、
「拙者、何やっとる、時間無いぞ、仕掛け替えろ。」とrin.さん。
「いーや、替えるよりもほどいた方が早い。」と拙者。
「ほーらね。ほどけた。」

するとJellyさんサイドから大きな拍手。良型ゲットしたようだ。マジかヨー。まずいっす。またリードされてしまった。後ろを振り返ると、チーム拙者の投げ釣り応援団は全員Jellyさんの後ろにいた。ちょっといじける。でも、rin.さんはABE組長を応援せずに、拙者の応援?泣けてくるねー。もしかしたら、それは気のせいでホントはヤジ飛ばしてプレッシャー掛けに来たの?いーや、きっと応援のはず。残り15分がんばるぞー。

しかし、ドラマチックな事は何も起きず、そのまま、試合終了。負けました。検量結果は、Jellyさん120g、ABE組長76g、拙者74g、たったの2g差。超ピンギス1匹分とは。でも目標通り3位に入って満足としよう。表彰式終了後、ABE組長を拉致して3人で無理矢理記念撮影。

2007年キス釣りトーナメントはこれにて終了。来年のトーナメントでまたお逢いしましょう。九州二十人の会のみなさま、参加の皆様お疲れ様でした。
       

拙者の投げ釣り.